2022年2回目の登山は、埼玉県秩父の伊豆ヶ岳へ。
伊豆ヶ岳単体ではモノ足りないので、全長14.5kmの縦走コースを歩く。

妻にはキツいかなあ、と思ったが、陣馬山〜高尾山縦走や三つ峠山(1,785m)もこなしてきているので、イケると判断。
冬は日没も早いので、朝早く出るのは本当に大事。
5時過ぎに起床、6時に家を出る。まだ外は暗い。

池袋駅にて、特急ラビュー号が出発5分前でホームに居たので、予定には無かったが飛び乗る。
飯能までなので、特急でも急行でも、実は大差ない。
いいんです、体験を買うんです。

あっという間に飯能駅に到着。西武秩父線に乗り換え、正丸駅へ。

8:30正丸駅着。


自販機のみ使用可。
駅から15分ほど車道を進むと、登山道に入る。

正丸峠に至るまでの道は概ね歩きやすいが、沢沿いで凍結も所々にアリ。
奥村茶屋直前のキツい階段を登ると、正丸峠に到着。


奥村茶屋テラス席は実に良い休憩場所。


1955年、1964年に訪れたことを記念して、2006年に記念碑を作るのは、どういう事情なんだろう。
奥村茶屋で休憩後、出発。
正丸峠→伊豆ヶ岳は、平坦な道も多くとても歩きやすい。
途中小高山(720m)も経由し、スイスイ進んでいく。


吾野まで11kmは見なかったことにしよう。


伊豆ヶ岳と言えば男坂の鎖場だが、落石や滑落の危険もあり、登攀は推奨されていない。
禁止ではないが、登る人は自己責任でよろしく、というワケだ。
ここは謙虚に、女坂ルートを選ぶとしよう。
たが、女坂も崩落しており現在は通行禁止。
女坂に至るルートの隣に、新たなルートが設けられており、それが「関東ふれあいの道」公認ルートのようである。
この道も急登でなかなかキツいが、これを登りきれば、頂上はすぐそこ。

頂上は座れる岩なんかもあり、数組が休憩していた。
冬はガスバーナーを使って暖かいものを飲み食いしている人を見ると、羨ましくなる。
いつかは買うかな。


頂上で30分ほど休憩し、先を目指す。
すぐに古御岳に到着。伊豆ヶ岳の頂上が混んでいるときは、ここで休憩してもいいね。


その名の通り、昔は楢が多く生える山だったそうな。
なぜカタカナで表記した。
ナローノ高畑山を越え、ネコ型鉄塔へ。
天目指峠までの道が長い。

伊豆ヶ岳→天目指峠が想像以上に長かったが、ようやく到着。
この時点で大体14時。車道に出ると安心する。

子の権現に通ずる道は、分かりにくいが東屋脇の登り階段。

滑りやすい下り道が多く、時間と体力を奪われる。


矛盾するようでしていない。
天目指峠→子の権現も、なかなかに長い。
このあたりまで来ると、さすがに疲れを感じる。
健脚向けコースと言われるワケだね。


15:30頃、子の権現に到着。やっと着いたー。

鉄ワラジ、紅白のゲタを見て満足。
さて日も暮れるし、帰りましょう。

しかし、ここからがまた長い。
子の権現→西吾野駅は1時間20分ほどかかる。
車道とは言え、疲れたカラダには大分キツイ。
しかし、妻も大分登れる&歩けるようになったものだ。
ガイドブックで「中級」「ハード」と書かれているコースも、こなせるようになってきた。
高尾山でリタイアしていた頃から考えると、目覚ましい進歩である。

帰りは電車も接続良く、爆睡したりしているうちに、あっという間に都心へ。なんか食って帰ろう。
登山後の達成感に浸りつつ、美味いものを食う。こういうことができる日常に、幸せを感じる。

Thanks for installing the Bottom of every post plugin by Corey Salzano. Contact me if you need custom WordPress plugins or website design.