経理

【能力の問題?】経理の仕事、どんな人が向いている?【人間関係の問題?】

「経理部に配属されたけど、どうも自分には向いていると思えない・・」
「経理の仕事って、つまらない・・同僚も地味な人ばっかりだし。」

 

何事も向き/不向きはあり、どんな環境でも万人が楽しいと感じる、ということはあり得ません。

経理という仕事に向いているのは、どんな人なのか。また経理部という環境に耐えられないのは、どんな人なのか。経理畑で約15年生きてきた筆者の視点で解説してみようと思います。

(↓↓ 筆者の職歴はこんな感じです)

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経理の仕事が向いている人

「経理」と一口に言っても仕事は様々で、大別すると財務会計と管理会計に分かれます。

管理会計は全社の経営計画や予算策定など、経営者や各部門管理者の意思決定に寄与する指標を策定する分野です。ある程度の会計知識は必須ですが、中規模程度までの会社では経営企画部がその役割を担っていることも多く、一般的な「経理」イメージとは異なります。

ここでは多くの人が「経理」と聞くとイメージする、仕訳伝票を起こしたり、決算書を作ったり、経費の精算をしたり・・という、財務会計に向いている人について解説します。イメージ通り、携わる人数が多いのもこちらの分野です。

 

筆者の考える経理の仕事が向いている人の特徴

① Excelが得意

② 会社にずっと居られる

③ コミュニケーション能力が高い

④ 細かい単純作業が得意

⑤ 会計知識が豊富、勉強が嫌いでない

挙げていくとキリが無いのですが、こんなところでしょうか。

 

① Excelが得意

経理の仕事をしていて一番触っている時間が長いのは、会計ソフトではなくExcelです。

今の時代、支払データの仕訳はネットバンキングから取り込むことができますし、月次決算のための減価償却費の計上や、前払・未払費用の計上なども、半自動化されていることが殆どです。

経理担当者はその月に計上する仕訳データをExcelで作成し会計ソフトに取り込んだり、請求書を作成するためにexcelを使用したり、とにかくExcelを使用する機会が多いです。会計ソフトに正しく入力すれば決算書データは自動で作れるものの、それをExcelに落として連結決算用に加工したり、なんてのもあります。

勘定担当者、経費精算の担当者、連結決算担当者まで、Excelを使わない経理担当はいないと言っても過言ではありません。Excelスキルの高い人は仕事効率が上がり、デキる人と見られる可能性が高まります。

 

② 会社にずっと居られる

経理担当者は殆ど外出がありません。外部研修に参加したり、関係会社や支店に出張したり、外部倉庫に棚卸立会に行ったり…ということはありますが、年間でも数えるほどの機会です。

資料を印刷したり、他部署の人に話を聞きに行ったり、ミーティングに参加したり、動き回る機会はそれなりにありますが、会社にずっと居るのが基本です。

どの会社でも、営業の人達からは「よく会社にずっと居られるよね…」と言われます。

彼らからすれば、誰の監視の目もない外出が日常なので慣れの問題もありますが、営業から経理に異動して、それが耐えられなくて辞めていく人もいました。

経理は紙の書類を使うので完全在宅勤務は難しい職種ですが、それでもテレワークが進んだ現代では出社の機会も大分減らすことができるハズなので、以前よりは会社にずっと居る必要は無くなっていくでしょう。そうなると今度は、自宅で集中する能力も問われることになりそうですが。

 

③ コミュニケーション能力が高い

経理のイメージと言えば、地味、暗い、無口、堅い、などなど…コミュニケーション能力が低いと思われがちです。

そもそもコミュニケーション能力とは何でしょう?実に曖昧な、都合の良い言葉ですよね。面白い事が言える?飲み会が大好き?もちろんそれも能力の一つですね。

しかし経理の仕事に必要なコミュニケーション能力とは、

・誰にでも分かるように説明できる(そうしようという意識がある)

・他人を不快にさせる言い方をしない(その言動で相手がどう感じるか、想像できる)

これが非常に重要です。経理に限らず、仕事をする上で大切なことですね。

上司や同僚はもちろん、会計士に処理の内容を説明したり、経費精算一つ取っても、他部署の人にお願い事をせざるを得ない場面は多々あります。

そんなときに「自分さえ分かればいい」「ルールなんだから、やってください」では、仕事は円滑に進まないでしょう。

人と話すのキライ、黙って一日中パソコンとにらめっこしていたい。そういう人も少なくないですが、結局辞めてしまうパターンも多いです。結局②の会社にずっと居られる(会社が耐えられないほど居心地の悪い場所でないか)かどうかも、一部の超優秀な人を除き、ある程度のコミュニケーション能力を持っていて周囲との関係を築けるか、そういう意味での協調性が必要なのが現実です。

 

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④ 細かい作業が得意

③と矛盾するようですが、コミュニケーション能力が高くても、細かい単純作業をコツコツとできなければ、経理は務まりません。

膨大な請求書とExcelや会計ソフトの結果は合っているか突合したり、大量の領収書を一度に提出され、経費精算したりという単純作業はもちろん、決算整理、連結決算とその先の工程になっても少なからず細かい単純作業はついて回ります。

RPAだ、AIだと言われている現代で、毎月定型の入力作業は減っていくことは間違いありません。ただ作業そのものは単純だとしても単発のもの、判断や解釈が入るものは人間がやるしかなく、Excelと向き合って細かい作業をしなければならない場面は必ずあります。

そういう作業が苦手で、「細かいのが性に合わない」と開き直っている人もいましたが、周囲の評価は芳しく無かったですね。

 

 

⑤ 会計知識が豊富、勉強が嫌いでない

経理の仕事には会計基準や税法の知識が不可欠です。これらは毎年のように改正されるため、継続的な勉強は必要です。自分の業務に関係のある分野だけでも勉強していけば、管理職やリーダー的なポジションの人以外は問題ありません。中規模以上の会社なら、そのための研修に参加することも望めば可能なことも多いです。とは言え会計に関する勉強が嫌い、やる気が全くないではさすがに辛いものがあります。

現実には、新しいことや面倒なことには関わろうとしない、会社にぶら下がっているだけの人の方が多いですが、そういった人はいつ異動(実質的にはリストラの場合も)の対象になっても文句は言えません。そんな人が大半ですから、会計知識が豊富な人は重宝されます。その部署に必要不可欠な人は、何だかんだで理不尽な異動の対象にはなりにくいものです。

(↓↓ 経理をやる上で約に立つ資格を解説しました)

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。「経理に向いている人」として以下の5つの特徴を挙げましたが、この全てにカンペキに当てはまらないと、経理ができないわけではありません。

① Excelが得意

② 会社にずっと居られる

③ コミュニケーション能力が高い

④ 細かい単純作業が得意

⑤ 会計知識が豊富、勉強が嫌いでない

①Excelはまあまあ、②会社にいるのは外に出るよりは苦痛でない、③コミュニケーション能力は・・自信無い、④細かい作業は結構好き、⑤会計知識なんて簿記2級取ってから特には勉強してない・・平均的な経理担当像はこんなところだと思います。

事務員と管理職で、求められる能力も変わります。事務員のうちは①②④がある程度あてはまれば、何とかなるかもしれません。コミュニケーション能力も必要ですが、会社の飲み会には最低限参加するとか、女性の世界で上手くやるとか、ここで解説したコミュニケーション能力とは若干異なるもので、経理部に限った話ではないですね。

経理部で出世しようと思ったら、③と⑤の能力も必要になってきます。これも③はどの部署でも、管理職には必要な資質かもしれませんね。⑤は日々のルーティンワークでは影響しなくても、何かイレギュラーなことがあったときなどに差となって現れます。筆者の経験上、課長クラスでは色んな人がおり評価されないこともありますが、部長レベルになってくると総じて会計知識のある人をキチンと評価する傾向があります。「調子良くやってるヤツばかり、評価される・・」と腐らずに、勉強を続けてください。見ている人はちゃんと見ています。

 

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