日本でサラリーマンやってると、TOEICの点数は様々な場面で求められますね。
就職、転職時の履歴書に書けるのはもちろん、昇格要件の一つに設定されていたり。
「ウチの職場は国内市場向けだから、英語なんか使わない」
私もそう思ってましたが、転職でガラッと環境が変わり、700点以上が求められることに・・。
慌てて勉強を開始し、学習開始から半年で、何とか達することができました。
いわゆるスクールには通わず、市販の参考書のみを使用し、またフルタイムで働きながらの結果としては、まずまずなのかなと思い、何をやったか、をシェアさせていただきたいと思います。
目次
(筆者の学習開始時の英語力)
・大学受験時(15年以上前)には、センター試験の英語で170点くらい取れていた。そのため苦手意識は特になし。
・それ以来、まともな英語学習はゼロ。TOEICは申込だけして、当日バックレた経験アリ。
・英会話は一切ダメ。
高得点を狙っている方には参考にならないと思いますが、「とにかく短期間で600〜700点程度の、格好のつく点数が欲しい」という方には、参考にしていただける部分もあると思います。
それでは具体的に何をやったか?見ていきましょー。
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1.ある程度の語彙力は必要。1冊の単語集を繰り返そう。
TOEICはpart1〜4はリスニング、part5〜7はリーディングという構成ですが、どちらにも語彙力、「単語の意味や発音がどれだけ分かるか」は非常に重要です。
聞くにしても読むにしても、単語が分からなければ話になりません。
逆に言えば、単語の意味や発音さえ分かれば、ある程度は対処できます。
これは大学受験時にも実感していたので、まずは語彙力の強化(思い出し)に努めました。
使用した参考書はコチラ。TOEICの語彙力対策なら、これ1冊でOKです。
語彙力が強化されてくると、
「あれ、読み取れる(聞き取れる)ようになってる・・!?」というブレイクスルーを実感する時が必ず来ます。
全くのチンプンカンプンだった方は特に、基礎レベルの単語をしっかりと覚えるだけでも、ステージが変わることを実感できるはずです。
(金のフレーズ 回し方)
まずは基本の400語を終えたら、次の300語に進むのではなく、2周目を回すのが良いと思います。
2周目を終えたら、次の300語に取り掛かりましょう。
それを終えたら、700語通して回してみましょう。
あとは覚えられていない単語を中心に、3日に1回等、定期的に反復して苦手を潰しながら、記憶に定着させていきましょう。
2.リスニングは量。スキマ時間を活用せよ。睡眠学習も有効!
語彙力を強化しても、聞こえてくる「音」をその単語と認識できなければリスニングの得点には繋がりません。
試験ですから、形式への慣れは勿論、「英語を聴くことへの慣れ」が必要です。
上記で紹介した「金のフレーズ」には、英語音声も付いています。語彙力強化の学習をする際には、必ず音声も使いながら行いましょう。
ある程度、音声含め「金のフレーズ」の学習が進んだら、形式に慣れるためにも公式問題集を解いてみましょう。
オススメはこの2冊です。最終的にはどちらも解いておきたいですが、どちらから始めても構いません。
初回の点数はボロボロのはずです。当たり前です。形式に慣れてすらいないのですから。気にする必要はありません。
それでもリスニングpartの制限時間45分をしっかり計って、part1〜4を通して解いてみましょう。
試験形式を頭と体で理解すると共に、今の自分に何が足りないか、が見えてきます。
公式問題集はリーディングパート含め繰り返し解くのがオススメなので、マークシートはコピーして使用しましょう。
金のフレーズの音声にしても、公式問題集のリスニングパートにしても、是非繰り返し聴いてください。
公式問題集の音声は、例題含め本番と全く同じ形式です。繰り返し聴いているうちにpartごとの問題に関する指示(Directions)などは、「英語のまま理解する」ことができるようになってきます。何度も聴いているから当たり前なのですが、「繰り返し聴くこと」の効果を実感できる例です。
この「繰り返し聴く」行為は、是非スキマ時間を活用しましょう。電車の中等の通勤時間は勿論、オススメは寝るとき、つまり睡眠学習です。
いや、正確には入眠時学習ですかね。私は寝る準備を整え消灯した状態で、金のフレーズの音声や公式問題集の音声を流しっぱなしにした状態で、眠りについていました。
私は眠っている間の睡眠学習の効果などは特に信じていないのですが、寝る前のスキマ時間の活用として毎日続けた結果、かなりの効果を実感することができました。
聴きはじめて、すぐに寝てしまったとしても、それはそれで良いんですよ。
無駄に夜更かししているのに比べれば、さっさと寝てしまった方が余程有意義です。
3.文法やイディオムは勿論大切。しかし、点数に繋がりやすいのは形式と長文読解への慣れ
続いてリーディングパートの対策ですが、基本は公式問題集を繰り返し解くのみでOKです。
金のフレーズ、公式問題集のリスニングパートをしっかりとやってきていれば、ある程度の語彙は身についているため、全く解けないということは無いはずです。
しかし、リーディングパートは850点以上の高得点者でない限り、まず時間が足りない問題量です。
これは公式問題集を解けば嫌でも実感できますが、試験中も意識しておく必要があります。
時間が足りないということは、問題の取捨選択が必要です。
頭から順に解いていくと、part.7の途中で時間切れ、というのが大半の受験生のパターンですが、実は後半の方に解きやすい問題がチラホラあったりします。
私はpart.5、part.6は頭から順番に解き、part.7は難しそうな問題にあたったら飛ばし、取っ付きやすそうな問題から解いていくことにしています。
(Part.7 比較的取っ付きやすい問題例)
・チャット形式で2~3人がやり取りしているもの
・広告、伝票等、内容が具体的なもの
・電子メールを含んだもの
公式問題集を解いたら、わからなかった語彙、イディオムは確実にモノにしよう!
リスニング、リーディングどちらのパートでも、解いて解きっぱなし、ではいけません。
簡単な間違いノートを作るも良し(あくまでカンタンに!ノート作成に時間を掛けすぎない)、解答解説にマークするも良し、浮き彫りになった「自分ができないこと」を何度も見返し、同じミスを繰り返さないことが大切です。
大まかにですが、以上が短期間で700点を達成した学習法です。
「点数を取ること」に主眼を置いている、とも言えますが、まずはそれで良いんです。
結局、点数が一番評価されるんですから。
「本当の英語力」を身につけるとしても、それは次のステップです。「TOEICの点数を取るための勉強」で身につけた語彙力やリスニング力が、役に立たないなどということはありません。まずは点数を取って人事評価を得つつ、英語学習を継続して英語力を上げていきましょう。
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