今さらながら、やってみました「ふるさと納税」。
テレビや雑誌でも良く特集されているので、認知度は高いですよね。
でも実際に「利用した」という方は、周りでもあまり聞かないんじゃないでしょうか。(そもそもそんな話題にならない、という人も多いですよね)
なぜ、これだけ話題になっているのに、皆が皆、利用しないのか?
目次
結局やらない人が多いのは、面倒そうなイメージと、お得感が分かりづらいから。
①確定申告や所定の手続が必要、と聞いて面倒に感じる。
まずこれだけで、大分ふるいにかけられます。
②確定申告等の手続はやっても良いと思うが、自分が幾らまでなら寄付できるのか?本当にお得なのか?が良く分からない。
そうこうしているうちに、年月が経ち、やらなくなります。
③確定申告等の手続もやるし、仕組みも理解したが、応援したい自治体も、欲しい特産品や優待もない。
これは仕方ないですけどね。
何を隠そう、この①~③のステップは、どれも私も経てきたことです(笑)
それでもなお、やろう!と思ったのは、「ふるさと納税」がよりお得に、より使いやすくなったからです。
フツーのサラリーマンであれば、確定申告をしなくても、制度を利用できるようになっています。
ふるさと納税の仕組み。実は納税ではなく寄付。生まれ故郷である必要はなし!
「ふるさと納税」は俗称であり、これが制度に取っ付きやすくしている一方、理解を妨げている面もあると感じます。
実態は、「住民税の付け替え」です。
正式には、「住民税の寄附金税額控除」という制度であり、自分が応援したい自治体への寄付行為なんですね。
今住んでいる自治体へ支払うはずだった翌年の住民税を、任意の自治体へ寄付するんです。
その寄付した住民税は、確定申告その他の手続を行えば徴収されない。
で、寄付をしてもらった自治体は、お礼に特産品や優待券を送ると。
寄付をする自治体は、生まれ故郷である等、自分のゆかりの地である必要はありません。自由に選べます。
ただし、「ふるさと納税」した金額の全額が、翌年の住民税からマイナスできるわけではありません。
必ず2,000円は自己負担が生じます。
例:ふるさと納税額 100,000円
翌年の住民税からマイナス △98,000円
自己負担 2,000円
トータルでは、10万円自治体へ寄付しても、98,000円税金からマイナスされるので、残るのは2,000円の負担と、貰えた特産品ですね。
これが、よく言われる「2,000円で特産品を貰っちゃおう!」ってヤツです。
「特産品 - 手続の手間 - 2,000円の負担 > 0 」と感じるなら、やる価値アリ!と言えますね。
(特産品にどれ程の価値を感じるか、確定申告をどれ程手間と感じるか、は個人差があるので、その人次第にはなってしまいます)
利用できる金額の上限
上で書いたように、「ふるさと納税」は「住民税の付け替え」です。
と、言うことは・・?
「自分の納める住民税を超えては、利用できない」
ってことなんですよ。
年間15万円住民税を納めている人が、100万円「ふるさと納税」しました。
自己負担2,000円なので、998,000円かえってきます。 (*'▽')ワーイ
そんなはずがないですよね。 (゚Д゚;)ガーン
実際には色々複雑な計算があり、それをマスターしても仕方がないので割愛しますが、
以下のシミュレーターで、ご自身の年収額から、自己負担2,000円で済む「ふるさと納税額」の限度を探ってみてください。
http://www.satofull.jp/static/calculation02.php#sim_content
こちらでおおよそのご自身の「ふるさと納税限度額」を探って頂き、その範囲内で余裕をもって行うのがよいでしょう。
条件を満たせば、実は確定申告も不要です。
2015年4月1日以後に行われる(た)「ふるさと納税」については、確定申告をしなくても、制度を利用できるようになりました。
これを「ふるさと納税ワンストップ特例制度」と言います。(他にネーミング無かったんですかね)
但し、以下の条件付きです。
① 確定申告の不要な給与所得者であること(要はフツーのサラリーマン。年収2000万超えてたり、医療費控除を使うなら、確定申告は必須です)
② 「ふるさと納税」をした自治体へ「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」を提出すること
③ 1年間に「ふるさと納税」をした自治体が5箇所以内であること
これらを満たしていれば、自治体の方で手続をやってくれるので、確定申告をしなくても「ふるさと納税」制度の恩恵を受けることができます。
ふるさと納税 まとめサイト
「ふるさと納税」は、以下のサイトに各自治体の特産品付でまとめられています。
この3サイトで十分です。
(さとふる)
http://www.satofull.jp/?utm_source=valuecomme&utm_medium=affiliate
(ふるさとチョイス)
(ふるなび)
このうち「ふるなび」については、以前に紹介したポイントサイト、ハピタスを経由することが可能です。
(ハピタス紹介記事)
寄付でポイントが付くという。もはや意味不明です。
それぞれのサイト限定、みたいなのもあるので、人気の特産品中心に、見比べてみることをオススメします。
私が選んだ特産品
最後に、私が選んだ特産品を紹介します。
① 牛の里ビーフハンバーグ110g×10個、特製ソースの詰合せ
(寄付金額 10,000円 北海道白老町)
http://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1002891
フツーに焼肉用の牛肉にしようか、とも思ったんですが。
400gとか500gとか、少しボリュームが少ないかな、というのと、
「焼肉は店で食べるもの」「ハンバーグなら家で焼いても変わらなそう」という、妻の言葉に後押しされました。
ちなみに記事執筆時点で、人気ランキング2位の品です。
② 北海道産無着色たらこ(500g) 北のハイグレード食品+2015認定商品
(寄付金額 5,000円 北海道鹿部町)
http://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1003556
5,000円の寄付額で、これはお得じゃないでしょうか。
5,000円でお店に売ってても、違和感無い感じ。
完全無添加、完全無着色。スーパーのたらことは全然違って、食べるとビックリ!だそうです。
記事執筆時点で、人気ランキング12位の品です。
到着を楽しみに待っているところです。
届いて食したら、またレポートしま~す。
youchin
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